平成最後の更新
こんにちは、nkjmyです。
本日で平成の時代は終わり、いよいよ令和になるわけですが、
前回の宣言遠り?各所で「平成最後の」が見受けられますね。
かくいうこの記事のタイトルも。
4月に入り、無事、学振PDとして新しい所属に異動とりました。
今までは大学やったのですが、本年度からは国の研究機関、国立研究開発法人ですので、かなり雰囲気は違ってくるやろうなぁというワクワク感があります。
1日が月曜日やったこともあり、事務手続きやらなんやらをしつつ、あの
「令和」(ドーン
をみていました。
大学の時もそうやったんですが、やはり最初は情報セキュリティ講習やら、我々の分野の場合、遺伝子組換え生物実験で取り扱うためのライフサイエンス講習などを受ける必要があり、
最初の数日が過ぎていきました。
そのあとはラボルール(つまりローカル版)の講習的なものを受け、
受け入れ研究員(ボス)との今後の方針の打ち合わせなど。
打ち合わせは「直近でやるテーマ」と「2、3年かけてゆったりやる多少チャレンジングなテーマ」について話しました。
もちろん、大き流れとしては学振のテーマに沿う必要がありますが、
学振PDで求められる「博士課程とは異なる研究機関」にせっかくきたので、
他の所属研究員がどのようなことをやっていて、どういう人とコラボするとより面白いことが可能になるのか
この辺について今持ってるアイデアをざざっと話しました。
学振PDはその他の科研費として
若手研究・基盤B、C・萌芽なども申請できるようですので、
ゆくゆくはこういうものに出せるようなアイデア といった感じですね。
所属チームが未知・未培養な微生物群衆にスポットライトを当てんとする研究がメインストリームにあり、自身も新規の微生物の分離培養や系統について興味を持っていますので、
いかにして未培養なやつらを培養してその生き様を明らかにするか
このうち特に前半「いかにして培養するか」あたりの計画を練っていこうと。
打ち合わせは2回に分けて(上記の直近ネタ・チャレンジネタで分かれた)、合計3時間やったんですが、
2回目の打ち合わせ時は2時間でめっちゃいろんな分類群の名前が飛び交い、
これまで知られていたり、(別環境・対象に)やってこられたりしている単離テクやMicrobial dark matterネタの話をしました。
その時の様子が、
昨日は2時間ほど1対1ミーティングをして、分離培養の話も交えてたので、分類群や学名が30,40飛び交う面白いミーティングでした。
— nkjmゆう (@nkjmu) April 12, 2019
とか
門レベルなら昨日だけで18個出てきてる(暫定名含)
— nkjmゆう (@nkjmu) April 12, 2019
です。
先週末にようやく学振の研究費が交付内定したため、
GW明けは直近でやりたい実験に関わるものを購入して始めようかなと。
とはいえ、5/7, 8は共同研究打ち合わせのため出張なんですがね笑。
次の1手でなにをするかは研究費交付まで時間がかなりあったので(GW前に発注したかった)、なんとなく決まっているので、楽しみにしています。
最後に
先日30歳になりました。
平成元年4月生まれとして 平成のほとんど全てを生きてきて、
事あるごとに「平成が入ってきた」と言われ続けた一つの時代が終わろうとしています。
最近やと「21世紀生まれがー」になるんですかね。
令和はどんな時代になるでしょうか。
平成30年史みたいなのをみていると、本当にいろんなことがあったなぁと。
平成4、5年くらいからはばっちり記憶にもあるのでしみじみみてました。
30歳の実感がなさすぎます。
新年度ラボのメンツ写真撮影で撮ってもらった写真を某顔本に出したら、
友達には(半分冗談でしょうけど)「中学卒業か」「高校入学やと思った」とか言われる始末・・・。
若く言われるのは嬉しいが、さすがに25、26くらいが下限やろ。
それ以下は単なる「幼い」ってこと・・・。
30歳の目標はとりあえずDの研究で残った2本のネタ、および新属新種2本のうち、3/4をsubmitすることですね。アクセプトまで持っていければなお良し。
30代が始まりいろんな人に「ようこそこちら側へ」といわれたので、
いい感じの大人になれるように頑張ります笑。
ではでは
みなさん、よい時代の節目を。
終わり