採れたてほやほやのニュース
こんばんは、nkjmyです。
久々にこんなペースでブログを書くわけですが、
さくっと採れたてニュースを紹介したいなぁと。
それがこちら
クリオネの新種を富山湾内の広範囲で発見|教育・研究活動|富山大学
です
クリオネは皆さんご存知、「流氷の天使」ですよね。
クリオネは去年まで3種しか知られていませんでした。
しかし、1902年以来、100年以上ぶりに昨年新種が発見され、クリオネは4種となりました。
その時の記事が(多くは消えてしまってた・・・)
こちら
流氷の天使「クリオネ」に新種!ダルマのような姿に衝撃が広がる
ダルマハダカカメガイClione okhotensisは、
全然可愛くない
ずんぐりむっくりというのは置いておきまして
なんと、去年100年ぶりかと思ったら、なんとまた新種が発見されたというのが今日のニュース。
しかも驚くべきことに、富山湾で発見されたというのです。
クリオネは流氷の天使と言われるだけあって、極域やそれに近いところに生息しているようなんですね。
(3種は北極海やオホーツク、北大西洋、1種(C. antarctica)は南極海)
つまりこの富山湾での発見は、北半球の生息域としては最南端ということですね。
(別の言い方をすると、緯度的に最も低緯度、でもいいのかな?)
普通、低緯度(北半球なら南)では海水温が高くなりますが、深海(定義にもよるが、200m以深あるいは100m以深)になると水温は安定して低い状態のまま保たれます。
富山湾だと、0.2~2度とありましたね。
まだ和名や学名はざっと調べた範囲では出てきませんでした。
どうなるんでしょうかね。
ちなみに、クリオネ、ハダカカメガイというため、「貝」の仲間なんですよね。
分類でいうと、軟体動物門腹足綱に属するので、
軟体動物(イカ、タコ、貝など)
腹足綱(巻貝など)
というとイメージがつくでしょうか。
そのさらに下、「目」は「裸殻翼足目」というものらしく(後鰓目、後鰓類という名前がつく場合もある模様?)
後鰓類と言われる場合には、ウミウシやアメフラシと呼ばれる生物とまとめられ、比較的近縁であることがうかがえます。
後鰓類ではないが、比較的近縁にカタツムリやナメクジもいますね。
ああいうグループまでくると、「巻貝」感が増してきますね。
ちなみにここで動画が見られました
クリオネの新種、富山湾で発見 世界5種類目、固有種か:朝日新聞デジタル
というわけで今日はこの辺で
終わり