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フラスコを振りながら

某大の博士課程の院生の日記です。科学や(自分の専門の)生物をもっと楽しんでもらいたい。

地球外生命の可能性を計算してみた

科学ニュース 宇宙 数字で遊んでみる

こんばんは、今日も書きます。

スタートダッシュが肝j・・・略。

 

最初に、なるべく自分の書き得るカテゴリのベースを色々書いておいて、

「あー、こういう感じのが読めるんや」としておきたいからですね。

 

 

というわけでタイトル。

先日も、地球外生命探索をしているロシアの電波望遠鏡が、強い信号をキャッチして、一部ネットニュース(Ya●oo!含む)では、地球外文明の期待高まるとか書いてあって、

 

でも2、3日?で「信号は地球由来でした(てへぺろ」ってニュースになってました

 

誰しも地球外生命に期待したいところやとは思うんです。

 

そ、ん、で、

 

天文の本を読んでて、地球外生命あるいは太陽系外の惑星の話が出てくると、

ほとんど必ずといっていいほど、ある方程式が出てきます。

※方程式といっても、かなり簡単なので数学アレルギーの人でもわかりますよ!

 

 

それが、ドレイク方程式と言われるものです。

今日はこの方程式に数字を入れてみてると、

地球外生命がどれくらいいそうか推定できるということで、計算してみました

 

 さて、肝心のドレイク方程式ですが、どういう式かといいますと、

 

N=R* × fp × ne × fl × fi × fc × Lです。全部掛け算。

 

それぞれの記号の意味は、

N:銀河系に存在し人類と通信などでコンタクトする可能性のある高度な文明の数

 

・・・・もうね、ここから「知的」生命というのが前提というか、文明って言っちゃってる時点で「生命」がいるかどうかの推定じゃなくなるんですけどね笑

つまり、微生物とか、植物、カビ・キノコみたいなのが存在してても文明は築けない(地球の歴史がそうであったように)ので、ちょっと違うんですが、ドレイクさんの言う通りにここはNにしておきましょう。

 

R*:銀河系の中で1年間に誕生する星(恒星)の数

 

これは天文屋さんが大体明らかにしているようで、我々の天の川銀河だと年間10個らしいです。

 

fp :恒星のうち惑星系を持つ割合

 

これもそこそこふんわりした数で決着つきそうにないんですが、出血大サービスで、

(個人的に)0.8にしておいてあげます!笑

8割くらいあるやろう・・・と。5割って計算してる方(後述)もありますが。

 

ne:ひとつの恒星系が持つ、生命に適した環境を持つ惑星はいくつか

 

ここに来ると、「もう知らん!」ってなりますし、

いろんな本でもこの辺から、著者や計算してる人の好みになってきますので、

ガンガン(好みで)いこうぜ。

太陽系やと地球は言うまでもなく、火星に水があったかも〜火星に生命が〜みたいなことになっていますし、

木星土星の衛星(月)にもそういう環境があるんちゃう?と言われているんで、

ここも大盤振る舞い、4にしておきましょう。

 

fl:生命に適した環境の惑星において、生命が実際に誕生する割合

 

場所はあっても発生するかは別・・・

地球の例しかしらんし、もうこれもわからんのですが、

太陽系やと1例・・・なので、1/4=0.25にしておきますか?

 

fi:誕生した生命が知的なレベルまで進化する割合

 

・・・・みなさんも察しがついているとは思いますが、

どれだけの文明があるか計算できる方程式わーきゃー素敵!ロマン!と思っていたかもしれませんが、

そこそこ如何わしいんです、各パラメーターが・・・笑

太陽系だと実際に地球は知的生命に進化しているので、1!!としたいところですが、

世の中(宇宙)そんなに甘くないだろう・・・ということで、半分くらい、ダメでした〜という星があってもいいかなということで0.5

隕石で絶滅してたかもしれんしね。

 

fc:知的な生命が通信を行うような文明をもつ割合

 

知的なら通信やれよ!というプレッシャーも込めて1

異論は認める。

 

L:知的な生命による通信をする期間(文明の存続期間)

 

地球の文明は数千年ですが、そういう通信を行ってるのってたかだか半世紀ほどですよね?

まぁあと100年以上は続くとして(文明崩壊・・・)キリがいいから合計200年にしておきましょうか。短いかな?

 

ということで掛け算するべき値が揃ったので、かけてみましょう

 

N=10×0.8×4×0.25×0.5×1×200

 

 

=800

 

 800個か。銀河系に我々のような他の星の生命体に思いをはせる生命がいそうな惑星は。

 

上記のようにこれはかならずしも、微生物などのような「生命」に限らないので、

そうするともっと多いかなと思いますが。

 

 

 

そうすると数千個になりますけど

 

 

 

 

銀河系に恒星って2000億〜4000億ありますからね

 

 

そのなかの800だの数千だのってめっちゃ少ない気もしますね

 

 

今回、ドレイク方程式の各パラメーターの意味、基礎的な天文情報は一部、

「ますます眠れなくなる宇宙の話〜地球外生命は存在するか〜」佐藤勝彦

を参考にしました。

 

計算する研究者によってNの値は10億から10万分の1まで変わる

そうなので、あてにならないまだまだ決着のつかないトピックですね

 

ではでは

 

今日はこの辺で

 

終わり